

ペットのための
薬膳講座
季節ごとの食材や食べ方でペットの元気をサポート。
動物の体調に合わせた薬膳ごはんで
「元気で長生き」を目指しましょう。
動物たちの「元気で長生き」のために大切なことの一つに「食べること」 があります。様々なフードも市販されていますが、個々の体質やその時々の体調にあった食事は、健康で過ごすためには欠かせません。季節の移り変わりや気候変化の影響を受けるのは人も動物も同じですから、その時々の旬の食材や体質・体調に合った食材を使った薬膳ごはんで「元気で長生き」を目指しましょう!

薬膳ってどんなもの?
約二千年前の中国の文献『後漢書』には、「母親が作る薬膳は情愛のこもる、何ものにも勝る食事である」と記されています。
私たちが口にする全ての食材には効能があります。タンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルなどの現代栄養学的解釈だけではなく、陰陽五行説を根本思想にとらえた中国伝統医学では食材には食性(性質)、食味(味)、食効があると考え、それらの組み合わせによる利用法が重要となってきます。
これら食材の効能を吟味し、体調、症状、体質、季節などに合わせて作られた食事のことを「薬膳」といいます。

「医食同源」や「薬食同源」という言葉は近年の造語ですが、食が薬のように重視されていたことは古くからの考えです。例えば、シナモンやナツメ、生姜など、普段の食材が使い方次第で薬としての効果を持つとされています。古代中国では「食医」が王の食事を管理する重要な役職であり、食の重要性が伺えます。
昨今では、一般的に中薬(生薬) を入れた食事のことを薬膳と呼ぶことが多いのですが、当協会では、食材の食性や食味に基づく伝統的な薬膳を目指していきたいと思っております。
ペット薬膳の目的
中医学には「薬食同源 」という考え方があります。全ての食材は身体に対する様々な作用があり、体質や体調に合った食材を日常の食事に取り入れると、漢方薬と同様に健康を維持できるというものです。
ペット薬膳はこの薬膳の考え方と現代栄養学に基づいて、ワンちゃん・ネコちゃんがより健康的な生活を営めるようになることを目的としています。

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ペットの薬膳食、手作り食に用いる食材の使用法や、東洋医学思想、地産地消思想、最新の科学的な栄養学といった、食の効用に関する知識を備え、安全性や法律面から正しく社会に伝えることができる能力を認定する国際的な資格習得をめざせます。
ご自身の愛犬・愛猫のためだけでなく、食の販売に携わる方や一般の方に安全な薬膳食をアドバイスするために適した資格となり、多くの獣医師さんも学ばれるプロ資格です。
